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フリマアプリ フリル (FRIL) を運営する Fablic の公式開発者ブログです。Fablic のデザイナー・エンジニア・ディレクターが情報発信していきます。

iOSの段階的リリースについての注意点

こんにちは。shobyです。 皆さんはWWDC 2017で発表されたiOSの段階的リリース機能はもう試しましたか?

フリルではこの度のv6.7.0のリリースで段階的リリースを試している真っ最中です。 これにより、iOSの段階的リリース機能はAndroidのものとは異なり、注意が必要であることが分かりました。

今回は、段階的リリースを行う際の注意点などについてご紹介します。

概要

  • iOSの段階的リリースとは
  • iOSの段階的リリースの注意点
  • アプリの配布割合を厳密にはコントロールできない
  • 問題があった場合の差し替えができない
  • 段階的リリースの効果的な使い方
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特定地域からのアプリインストール数を1時間単位で集計する(Firebase + BigQuery)

こんにちは。shobyです。

フリルでは全国で定期的にCMを放送しており、各CMの効果計測をする必要が生じています。

今回はFirebaseとBigQueryを利用して、特定地域からのアプリインストール数を1時間単位で集計する方法をご紹介します。

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フリルのAppStoreアップデート文を書くときに考えていること

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こんにちは。shobyです。

今回は、フリルのAppStoreアップデート文を書く際に考えていることをご紹介します。

iOSのアップデート文は見られていないようで意外と見られている部分です。 アップデート文は、ユーザーとの貴重な接点でもあります。

フリルでは、「バグ修正」といったテンプレ文を書きたくなる気持ちをグッと抑え、 好感度、復帰、認知という3点を考えてアップデート文を書いています。

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Google I/O 2017 セッションまとめ Part 1

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こんにちは。Androidエンジニアの黒川(@hydrakecat)です。

Google I/O 2017から既に一ヶ月が経過してしまいましたが、みなさんはどれくらいセッションの動画で見たでしょうか。 この連載記事は、I/O セッションのうち、私が気になったものをピックアップして簡単に解説するものです。今回はAndroidのWhat’s New系セッションをご紹介します。すでに見たものもあるかと思いますが、どの動画を見るか迷っている方の参考になれば幸いです。

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Firebaseのスクリーントラッキング機能を使い、イベントの発生画面を分析する

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こんにちは。shobyです。

今回はひっそりとFirebaseに追加されていたスクリーントラッキング機能を使い、イベントの発生画面を分析する方法をご紹介します。

皆さんは、Firebaseにスクリーントラッキング機能がついていたことをご存知でしょうか?

このスクリーントラッキング機能を使えば、イベントの発生画面などを分析することができ、アプリの改善に役立てることができます。

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vital.vimの開発者会議がFablic本社で開催されました

皆様がお使いのVim pluginのうちいつくかは、Vim scriptのための汎用ライブラリであるvital.vimが用いられています。これのコア開発者の多くを集め、Fablic社内で、開発をすすめる上での重要な案件の議論・意思決定を行うための会議を行いました。

https://connpass.com/event/57862/

平日夜に開催しました。Fablic社から歓迎として焼き立てpizzaが提供され、歓談の後開始しました。

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アプリの地域別アクセス数を10分単位で集計する(Firebase + BigQuery)

こんにちは。shobyです。

現在、フリルでは全国でCMを放送しており、各CMの効果計測をする必要が生じました。

今回はCMの効果計測という題材を元に、FirebaseとBigQueryを用いて、アプリの地域別アクセス数を10分単位で集計する方法をお伝えします。

CMの効果計測

CMの効果計測には様々な指標があると思いますが、「CM放送により増加したアクセス数」は、効果計測に有効な指標の一つです。

単純なアクセス数を計測するのであれば難しくありませんが、どの地域、どの番組におけるCMの効果が高かったかを調査しようと思うと、1時間以下の細かい単位で、地域別のアクセス数を正確に計測する必要が出てきます。

以下の表は実際のCM放送スケジュールの一部です。1時間の番組中に15秒しか流れないCMの影響を測るのは、通常の計測ツールでは難しいことがお分かりいただけるかと思います。*1

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そのため、今回はFirebaseの生のイベントログを、BigQueryで集計することで、アプリの地域別アクセス数を10分単位で集計できるようにしました。

*1:Google Analyticsでも地域別のアクセス数を確認することはできますが、1日以下の細かい単位での集計はすることができません

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クラスタ構成のElasticsearchにX-Packを導入する方法

X-Pack

はじめまして、エンジニアの宮本です。

今回、携わっている新規プロジェクトで初めてElasticsearchを構築することになり、モニタリングにX-Pack(旧Marvel)を入れたのですが、クラスタ構成での設定例が少ない様に思えたので、紹介させていただきます。今後Elasticsearchを導入される方の参考になれば幸いです。

概要

以下の様な構成の場合、どの様に設定すべきか説明させていただきたいと思います。

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  • Elasticsearch cluster
    • 各instanceにはelasticsearch5.xがインストールしています。
    • master/data node 3台のクラスター構成です。
    • 認証で使用するuser/passは、デフォルトの elastic, changeme とさせていただきます。
  • Kibana instance
    • 1つのインスタンスの中にKibana5.xとElasticsearch5.xをインストールしています。
    • Kibanaは、local内のElasticsearchのindexを参照します。
    • このインスタンスのhost名を仮に kibana.example.com とさせていただきます。

では、詳細に入っていきましょう。

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ElasticsearchのAnalyzer入門 〜滝沢カレンの謎インスタをヒットさせろ〜

この記事はElasticsearch2.4系の設定で解説しています

こんにちは。最近Fablicで検索まわりのチューニングを行っている岸です。

最近このポストを見て触発され、滝沢カレンさんの迷文を題材にしてみました。

qiita.com

FRILでは商品の全文検索エンジンにElasticsearchを使っています。 6 Betaも出ている昨今、当社ではまだ2系を使っているのですが、 Analyzerについての基本的な概念は変わりないと思うので今回はその入門編をお届けします。

Analyzerについて、一枚の絵でまとめると、こういう感じです。

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では、このAnalyzerの仕組みを今話題の滝沢カレンさんの迷文を題材に見ていきましょう。

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フリルをSwift 3.0移行した際に対応が大変だった箇所

こんにちは。エンジニアのshobyです。

フリルは先日リリースしたv6.5.0にて、Swift 3.0移行が完了しました。*1

ほぼ問題なく移行ができたのですが、移行作業中に対応が大変だった箇所がいくつかあったので共有します。 Xcode 8.3ではSwift 3.0移行が必須なため、まだ移行が済んでいない方にこの記事がお役に立てば幸いです。

*1:厳密に言うとSwift 3.0.2です。また、次のv6.6.0でSwift 3.1に移行が完了しています

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