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CMのタレント選定に役立つ調査資料

こんにちは。shobyです。

フリルでは定期的に全国でCMを放送しており、各CMについて分析を行っています。

今回は、CMにおいて適切なタレントを選定するために役立つ調査資料をご紹介します。

CMにおけるタレント選定について

CMにどのタレントを選ぶかによって、CMの効果が変わるため、 製品イメージに良い影響を与えるタレントを選ぶ必要があります。

一般的に、CMにおいてはタレントを起用することで、 製品に対する信頼性や好感度を増すことができることが知られています。

これらに関してはタレントの起用に関するいくつかの調査があり*1、 以下のような理由でCM効果が増すことが分かっています。

  • 信頼度の高いタレントから情報伝達をしてもらうことで信憑性が増す
  • タレントの身体的魅力(美しい、かっこいい)が注目を集める
  • 製品イメージとタレントイメージが一致する場合、効果が高くなる
  • タレントの持つイメージが製品のイメージに影響を与える

そのため、CMのタレント選定の際には、好感度や知名度を考慮し、製品に良いイメージを与えそうなタレントを選ぶ必要があります。

タレント選定における調査資料

タレントの好感度や知名度に関しては、以下の調査資料やデータを用いることができます。

  • ビデオリサーチのタレントイメージ調査
  • ニホンモニターのCM起用回数ランキング
  • Googleトレンド

ビデオリサーチのタレントイメージ調査

株式会社ビデオリサーチによるタレントイメージに関する調査データになります。

タレントイメージ調査 | ビデオリサーチ

メディアで一般的に「好感度ランキング」や「人気度ランキング」と言われているのはこのデータです。 このデータを用いることでタレントの人気度を考慮して選定することができるようになります。

Web上では、男女別に上位50位までの人気度ランキングを閲覧することができます。 また、別途有料で、知名度やイメージ評価のデータも利用できるようです。

www.videor.co.jp

この調査に関しては、調査対象が男女10~69歳と全世代であるため、 必ずしもCMのターゲット層の人気度と一致しない可能性がある点に注意が必要です。

www.videor.co.jp

ニホンモニターのCM起用回数ランキング

ニホンモニター株式会社によるCM起用回数に関する調査データになります。

www.n-monitor.co.jp

こちらもタレントの人気度に関して参考になるデータです。 ただし、タレントのCM起用回数が多いということは、知名度が高くなる反面、 CMのインパクトや話題性を生み出すことも難しくなるというデメリットもあります。

Googleトレンド

Googleトレンドもタレントの知名度を図る指標になります。

trends.google.co.jp

タレント名や、タレントが出演した番組の検索数を見ることで、タレントの知名度を推定することができます。

データを用いたタレントの選定

人気度や知名度などのデータはタレント選定に活用できますが、実際にはタレントイメージや話題性なども考慮してタレントを選ぶ必要があります。

また、選んだタレントの魅力を十分伝えきれるかどうかは、CM制作の腕にもかかっています。

これらを考慮し、複合的な判断が求められます。

まとめ

タレントの選定は、CMの効果の良し悪しに関わります。

一般的にCMにタレントを起用することによって、製品に対する信頼性や好感度を増すことができると言われています。 タレントの持つ人気度や知名度はビデオリサーチやニホンモニターの調査や、Googleトレンドを用いることで調べることができます。

CMの効果を改善するには、それらのデータを活用し、製品イメージとの一致度や話題性といった複合的な要素も考慮し、タレントを選定する必要があります。

*1:朴 正洙 (2009), 「広告コミュニケーションにおける有名人広告の効果と課題」, 『産業経営』, 早稲田大学産業経営研究所, 44, pp.21-37