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Fablic開発者ブログ

FRILリニューアルの裏にある仮説と検証

こちらはFablic Advent Calendar 2015の12/8の記事です。

こんにちは、デザイナーのtakejuneです。先日COOKPADと共同開催したデザインセミナー「Think User First #2」で、「FRILリニューアルの裏にある仮説と検証」というタイトルでお話しさせて頂きました。

フリルのリニューアルを事例に、致命的な失敗を避けるために行ったことを、以下の様な構成でお話しました。

  1. 定性的調査・定量的調査に基づき仮説を立てる
  2. 仮説をもとに設計する
  3. 段階的にリリースして検証する

この記事ではスライドの内容をかんたんに補足していきます。

調査

仮説立ての材料を集めるため、定性的調査と定量的調査を行います。 f:id:take-june:20151208170810p:plain

定性的調査

定性的調査は主に以下の3つを行います。

  • アンケート
  • インタビュー
  • 外部調査

アンケートでユーザーのニーズ・考え・嗜好をざっくりと把握して、インタビューでそれを掘り下げていきます。また今回は外部の調査会社を使って非ユーザーの意見も参考にしました。

定量的調査

下記の3種類のデータを元に、リニューアルの期待値を算出しました。

  • 自社のデータ
  • 競合のデータ
  • 統計データ

設計

調査をもとに仮設を立て、仮説をもとに設計を行いました。

まずはサービスが目指す理想像を固めていきます。 今回は「ファッション」と「コミュニティ」を軸として、FRILが目指す世界と、実現すべきことをブランドデザインのフレームワークに落とし込んでいきました。

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実現すべきことが固まったら、達成状態のKPIを定義し、必要な機能開発を洗い出していきます。

余談ですが、結果的にアプリアイコンのデザインはこれまでと大きく変わらないものになりました。しかし途中経過においてはたくさんのパターンを制作しました。このように仮説の範囲で正解を探すための努力は必要不可欠だと考えています。

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検証

設計と実装が完了後、段階的リリースによる検証を行いました。具体的な手法は、自社の仕組みを使った社内限定リリースと、Google Play Consoleの機能を使った数%のユーザーへの限定リリースです。これらを利用することで、全体公開の前にクリティカルな問題を発見することができました。

リニューアルを終えて

これらの工夫もあってか、リニューアル後の経過は上々です。 今後も理想像を目指して、ユーザーファーストな改善を積み重ねていきたいと思っています。

明日はデザイナーのkurechonの記事をお届けします。お楽しみに。